【青梅市の古民家カフェ6選】江戸から昭和まで|「古民家」の中身が、6軒とも違いました

こんにちは!baigo.fun(バイゴーファン)です。
「古民家カフェ」と聞くと、なんとなく同じような建物を思い浮かべませんか。
黒い柱と白い壁があって、太い梁が見えていて……というような。私もそう思っていました。
ところが、青梅市の古民家カフェを並べてみたら、6軒とも中身がまったく違ったんです🏠✨
江戸時代の農家があるかと思えば、昭和の商店建築もある。しかも1軒は、国の登録有形文化財でした。
そこで今回は、青梅市でおすすめの古民家カフェを建てられた時代の順にご紹介していきます。読み進めるうちに、青梅の建物の歴史をちょっとだけたどれる、そんな並びにしてみました。
築160年超!江戸時代の農家を活かした古民家カフェ|ぽてすと(岩蔵温泉周辺)

いちばん古いのが、岩蔵温泉の近くにある「ぽてすと(Potato Storage)」さんです。
建物は、安政6年(1859年)に埼玉県から移築されたもの。なんと築160年超になります。
安政6年といえば、ペリーが浦賀に来た6年後。江戸時代も終わりに近づいた頃ですね。その建物が、今も現役で使われているというのは、なかなかすごいことではないでしょうか。

そしてここは、珍しい焼き芋のカフェなんです。
160年前の歴史ある建物で、焼き芋を食べる。この落差が、なんだか楽しいですよね🍠
お芋はワンちゃんの大好物なので、お散歩で立ち寄る方も多いのだとか。
土間や囲炉裏のある空間も残っています。(以前は「古民家いろり」という和食のお店だった場所、といえば思い当たる方もいらっしゃるかもしれませんね)
青梅駅からは離れているので、車での訪問が便利です🚗岩蔵温泉付近のアクセスは、「週末おでかけガイド」の記事もご参照ください。
国の登録有形文化財で味わう古民家カフェタイム|青龍kibako(青梅駅)
![[画像:青龍kibakoさんのカフェスペース]](https://baigo.fun/wp-content/uploads/2025/01/kibako-1-1024x576.png)
青梅駅から徒歩2〜3分、旧青梅街道沿いにある「青龍kibako」さん。
昭和2年(1927年)に建てられた建物で、なんと——
国の登録有形文化財、そして青梅景観形成重要資源に指定されています。
つまり、文化財でゆっくりコーヒーが飲めるんです☕
建築ファンも注目の「看板建築」
![[画像:青龍kibakoさんの看板]](https://baigo.fun/wp-content/uploads/2025/01/kibako-square-6.png)
この建物は「看板建築(かんばんけんちく)」と呼ばれるタイプです。
関東大震災のあと、東京で広まった商店建築のこと。正面だけを洋風に仕立てて、看板のように見せるというつくりです。
ここが面白いところで、「古民家=農家の茅葺き屋根」ではないわけですよね。
青梅は宿場町として栄えた町ですから、こうした商店の建物も残っている。同じ「古い建物」でも、成り立ちがまったく違います。
蓄音機と、ピアノと、泊まれる文化財
![[画像:青龍kibakoさんの古時計]](https://baigo.fun/wp-content/uploads/2025/01/kibako-2-1024x576.png)
店内には蓄音機、ラジオ、振子時計といったアンティークが並びます。実際に足を踏み入れると、時計のカチコチという音とノスタルジックな音楽が響いていて、本当に昭和初期にタイムスリップしたような空間でした。
さらにここはゲストハウスも兼ねています。つまり、文化財に泊まれるのです。
1階のカフェでは、青梅市大門にある自家焙煎豆屋「多摩ワールドコーヒー」が特別にブレンドしたコーヒーがいただけます。スクリーンやピアノもあって、ライブやうたごえ喫茶が開かれることも。
昭和初期の和洋折衷な洋館風カフェ|夏への扉(青梅駅)

青梅駅から徒歩5分、青梅丘陵の麓に佇む「夏への扉」さん。
昭和初期の民家を活かしたお店です。
面白いのが、和洋折衷であること。畳のある和風の空間にレトロな洋風のランプが下がっていたりと、どこか洋館のような雰囲気をまとっていて不思議と心が落ち着きます。
![[画像:夏への扉さんのサムネイル画像]](https://baigo.fun/wp-content/uploads/2025/10/theDoorIntoSummer-1-1024x576.png)
昭和2年の青龍kibakoさんが「洋風に見せる商店」だとすると、こちらは「洋風の要素が入った住まい」。同じ時代の空気が違う形で表れているように思えて、並べてみると余計に面白いですよね。絶品のカレーもおすすめです🍛
お店の裏手は青梅丘陵(永山丘陵)。街のすぐそばに広大な雑木林が広がっているので、森を散歩した帰りに立ち寄る、なんて過ごし方もできそうです🌳
縁側のある里山の古民家カフェでリフレッシュ|沢井マウンテンカフェ(沢井駅)

沢井駅から徒歩10分、高台にある「沢井マウンテンカフェ」さん。
築80年以上の民家で、昔ながらの縁側が残っています。
周囲を緑に囲まれて、多摩川を見下ろすような立地は里山の家という感じですね。おばあちゃんの家に帰ってきたような、のんびりとした空気があります。
縁側に腰掛けて、お庭を眺めながらいただくコーヒーは格別です。

オーナーは山岳ガイドのご夫婦で、ここを拠点にアウトドアスクールも開かれているそうです。裏山は高水三山。登山の帰りに立ち寄るという使い方もできます⛰️
青梅駅の街なかで古い建物を活かしたカフェ
最後は、青梅駅から歩けるところにある大人気の2軒です。
cafe ころん


青梅駅から徒歩5分の場所にある古民家カフェ。
日替わりで店主が変わるレンタルカフェという珍しい仕組みで、行く日によって違う店主さんの色々なこだわりランチに出会えるワクワク感があります。
ちゃんちき堂のシフォンケーキも人気ですね。店内のトイレにはベビーベッドもあるので、小さなお子さん連れでも安心です👶
ぎゃらりーカフェ はこ哉

青梅駅から徒歩6分。青梅夜具地(おうめやぐじ)を使った小物が並ぶ、ノスタルジックな喫茶店です。
こちらは「古民家」というより昭和の喫茶建築ですが、木のぬくもりのある店内と、壁に飾られた昔の反物や道具は、まるで小さな資料館のよう。
青梅が織物の町だったことを、建物ごと感じられる貴重な場所だと思います🧵
青梅市の古民家カフェ6軒の歴史を比較してみましょう
| 店名 | 建物のタイプ | 建てられた時期 | 最寄り |
|---|---|---|---|
| ぽてすと | 江戸の農家 | 安政6年(1859年) | 岩蔵温泉近く(車が便利) |
| 青龍kibako | 看板建築(国登録有形文化財) | 昭和2年(1927年) | 青梅駅 徒歩2〜3分 |
| 夏への扉 | 和洋折衷の住まい | 昭和初期 | 青梅駅 徒歩5分 |
| 沢井マウンテンカフェ | 里山の民家 | 築80年以上 | 沢井駅 徒歩10分 |
| cafe ころん | 街なかの古民家 | — | 青梅駅 徒歩5分 |
| ぎゃらりーカフェ はこ哉 | 街なかの喫茶建築 | — | 青梅駅 徒歩6分 |
こうして並べると、江戸から昭和まで160年以上の幅があるのが分かりますね。
そもそも「古民家カフェ」の古民家って、何でしょう?

ここで、少しだけ寄り道をさせてください。
実は「古民家」に、厳密な決まりはありません。一般には「築50年以上の伝統的な建築」あたりを指すことが多いようですが、法律で決まっているわけではないんですね。
だからこの記事では、「古い建物を活かしたお店」という、ゆるやかな線引きで選びました。
そう考えると、青龍kibakoさんの看板建築も、はこ哉さんの喫茶建築も、それぞれ立派な「古い建物」ですよね。
むしろ、いろんな種類があるほうが歴史ある青梅市らしい気がします。
青梅駅から徒歩圏内の古民家カフェを「はしご」する楽しみ方

もうひとつ、カフェ巡り好きの方へ実用的な話を。
今回ご紹介した6軒のうち4軒は、青梅駅から徒歩6分以内にあります。
- 青龍kibako(徒歩2〜3分)
- 夏への扉(徒歩5分)
- cafe ころん(徒歩5分)
- ぎゃらりーカフェ はこ哉(徒歩6分)
つまり、歩いて古民家カフェをはしごできます!☕
1軒目でランチ、次でコーヒー、最後にケーキ……なんて回り方もできそうです。青梅駅周辺は映画看板の街としても知られているので、街歩きとあわせるのも楽しいと思います。
まとめ:青梅市の古民家カフェで、お気に入りの時代へタイムスリップ
「古民家カフェ」とひとくくりにしていましたが、並べてみたら6軒とも違いました。
- 江戸時代の農家で焼き芋を(ぽてすと)
- 国の登録有形文化財でコーヒーを(青龍kibako)
- 和洋折衷の住まいで(夏への扉)
- 縁側のある里山の家で(沢井マウンテンカフェ)
- 街なかの古民家で(cafe ころん)
- 織物の町の喫茶店で(はこ哉)
同じ「古民家カフェ」でも、何を見に行くかを決めてから出かけると、きっと満足度が変わりますよね。
次のお休みは、どの時代の建物を訪ねてみましょうか🍵
「青梅市のこの古民家カフェも入れてほしい」という情報がありましたら、ぜひお問い合わせフォームからお寄せください。このページも、少しずつ育てていきたいと思っています📝
お読みいただきありがとうございました!








