【8/11・山の日】吉川英治の134回目の誕生日|青梅市吉川英治記念館でセレモニー&ミニ縁日が開かれます

こんにちは!baigo.fun(バイゴーファン)です。
8月11日は「山の日」。青梅にとっては、もうひとつ特別な日でもあります。
国民的作家・吉川英治の誕生日です🎂
『宮本武蔵』『三国志』『新・平家物語』——名前を聞けば「あ、それ知ってる」となる作品を数多く残した作家が、戦中戦後の9年5か月を過ごしたのが、ここ青梅市柚木町でした。
そして2026年8月11日(火・祝)、その旧宅である青梅市吉川英治記念館で、134回目のお誕生日を祝う催しが開かれます。セレモニーだけでなく、ミニ縁日まであります。
我が家も何度も足を運んでいる場所なので、今回のイベント情報とあわせて、記念館そのものの魅力も紹介させてください。
8月11日のイベント内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日程 | 2026年8月11日(火・祝/山の日) |
| 会場 | 青梅市吉川英治記念館 主屋 |
| お誕生日セレモニー | 11:00〜/14:00〜(1日2回) |
| ミニ縁日 | 10:00〜16:00 |
| 参加費 | 無料(ただし別途入館料が必要) |
ミニ縁日は「無料でこれだけ遊べる」
ミニ縁日で予定されているのは、こちらの内容です。
- ヨーヨーすくい
- スーパーボールすくい
- わなげ
- 手作り工作
これが全部無料、というのが正直おどろきです。夏祭りの屋台だと1回数百円かかるものばかりなので、入館料だけで遊べるのはかなりお得だと思います。
セレモニーは11時と14時の2回あるので、午前に行っても午後に行っても、どちらかには参加できる設計になっています。ミニ縁日が10時〜16時通しなので、「セレモニーの時間に合わせて行って、前後で縁日と展示を見る」のがきれいな回り方でしょうか。
📌 セレモニーの詳しい内容までは公式に案内が出ていません。私たちも当日うかがう予定なので、様子は改めてレポートするつもりです。
入館料|8月11日は「祝日」なのがポイントです
イベント自体は無料ですが、記念館への入館料は別途必要です。
| 区分 | 当日料金 |
|---|---|
| 大人(高校生以上) | 500円 |
| 小・中学生 | 200円 |
| 未就学児 | 無料 |
そして、見落としがちなのがこちら。
🎈 土・日曜日・祝日に来館する青梅市内の小・中学生は無料です。
8月11日は祝日なので、市内の小中学生はタダで入れます。
青梅市在住のお子さんがいるご家庭にとっては、かなりありがたい日です。障がいのある方とその付添者1名(手帳提示)も無料になります。
何度も通うなら年間パスポート(大人1,400円/小・中学生500円)もあります。大人なら3回行けば元が取れる計算です。庭園の四季を追いかけたくなる場所なので、青梅在住の方には現実的な選択肢だと思います。
なぜ8月11日なのか|吉川英治と青梅の9年5か月
せっかくなので、少しだけ背景の話を。
吉川英治は1892年(明治25年)8月11日、神奈川県久良岐郡中村根岸(現在の横浜市中区)の生まれです。2026年で生誕134年になります。
家運が傾いて小学校を中退し、奉公に出た少年時代。横浜ドックの船具工、ラセン釘工場の工員、蒔絵師の徒弟——さまざまな仕事を経て、川柳から文学の世界へ入っていきました。「吉川英治」というペンネームを初めて使ったのは1925年(大正14年)、33歳のときです。
そして1944年(昭和19年)3月、西多摩郡吉野村柚木(現在の青梅市柚木町)に移り住みます。 戦時下の疎開でした。
ここからが青梅にとって大切なところです。
- 1945年8月15日の終戦の日から、2年間まったく筆を執らなかった
- 1947年、短編『人間山水図巻』で執筆活動を再開
- 1949年、吉野村公民館の建設に協力
- 1950年、『新・平家物語』の連載を開始(週刊朝日)
- 1953年、『新・平家物語』で第1回菊池寛賞を受賞。同年8月に青梅を離れる
つまり、沈黙の2年間と、そこから立ち上がって代表作を生み出すまでの時期を、まるごと青梅で過ごしたということになります。9年5か月。作家人生のなかでも、特に重い時間だったはずです。
1962年に70歳で亡くなった際、青梅市は吉川英治に名誉市民の称号を贈っています。
記念館の見どころ

記念館は、吉川英治が実際に暮らした家がそのまま残っているのが最大の特徴です。復元ではなく、本物です。
2023年2月には、主屋・洋館・長屋門・土蔵の4棟が「旧吉川英治邸(草思堂)」として国の登録有形文化財に登録されました。
主屋
明治中期に建てられた養蚕農家を英治が買い取ったものです。柚木町という土地がかつて養蚕で栄えたことが、建物の造りから伝わってきます。8月11日のセレモニーとミニ縁日は、この主屋が舞台になります。
洋館
明治後期の洋館風建築で、書斎としても使われていました。外からの見学になります。
展示室
設計は谷口吉郎。直筆の書や原稿、著作に関する資料が展示されています。
遊歩道と庭園
庭園には遊歩道が整備されていて、四季の花木が楽しめます。夏は緑がとにかく濃い。
そして庭には、樹齢500〜600年ともいわれる椎の木が立っています。英治はこの木の下で野点を楽しんだそうです。80年前にこの人がここに座っていたのか、と思いながら見上げると、少し不思議な気持ちになります。
そのほか、英治が随筆にも書いた名水の井戸(現在は飲用不可)、東大寺大仏殿の昭和の大修理の際に杉本健吉が英治の句を刻んで寄贈した大仏殿瓦なども見どころです。
併催中のイベントも見逃せません
8月11日に行くなら、同時期に開催中のこちらもあわせて楽しめます。
「文豪とアルケミスト」タイアップ PART Ⅵ(〜11/29)
DMM GAMESのゲーム『文豪とアルケミスト』とのタイアップ、なんと6年目です。会期は2026年7月18日(土)〜11月29日(日)。
- 来館者全員に特製しおりをプレゼント(お一人につき1セット)
- 等身大パネル(吉川英治・菊池寛・中島敦・佐藤春夫)を展示館ロビーに設置
- お守り風アクリルキーホルダー 全4種 各770円(税込)
- A4クリアファイル 全4種 各550円(税込)
- 館内の「特別任務アンケート」に回答するとミニクリアファイル(非売品)をプレゼント
さらに、9月1日(火)〜9月21日(月)は御岳登山鉄道とのコラボが予定されていて、ケーブルカーのヘッドマークが一部「青梅市吉川英治記念館」仕様になるそうです。御岳山と組み合わせた青梅観光ができますね🚡
夏休みの自由研究ワークシート(〜8/23)
小・中学生向けの自由研究ワークシートを無料配布中です(配布期間:7月18日〜8月23日)。
- 小学生用:①暮らし観察ワークシート(日本家屋の特徴を調べる)/②植物観察ワークシート(庭園の植物について調べる)
- 中学生用:①記念館でSDGsを考えよう/②青梅市内の国登録有形文化財について
8月11日に来館して、縁日で遊びつつ自由研究も片付ける。 夏休み後半のご家庭には、なかなか良い一手ではないでしょうか。
自由研究ワークショップ(8/16)
ワークシートをベースにしたワークショップも開講されます。
| 対象 | 時間 | 内容 |
|---|---|---|
| 小学生 | 10:00〜12:00 | 今と昔の暮らしの違いを見つけてみよう |
| 中学生 | 13:00〜15:00 | 青梅市内の国登録有形文化財について |
- 日程:2026年8月16日(日)
- 会場:記念館 主屋内
- 講師:記念館ガイドボランティア
- 定員:各回10名(先着順)
- 事前申込制(電話:0428-74-9477)※空きがあれば当日参加も可
定員10名と少なめなので、気になる方は早めのお電話を。
アクセス
青梅市吉川英治記念館
〒198-0064 東京都青梅市柚木町1-101-1
TEL:0428-74-9477
電車・バス
- JR青梅線「二俣尾駅」より徒歩15分
- JR青梅線「青梅駅」より都営バス「吉野」行き →「柚木」バス停下車、徒歩1分
バス停から徒歩1分というのが効きます。小さなお子さん連れなら、迷わず青梅駅からバスをおすすめします。
車
- 圏央道・青梅ICより約25分
- 圏央道・日の出ICより約25分
- 中央自動車道・八王子ICより約55分
駐車場は普通車13台(うち障がい者用1台)・大型3台。電気自動車用の急速充電設備も1基あります(24時間利用可/1回最大30分)。駐輪場もあります。
行く前に知っておきたいこと
何度か通ってわかった、事前に押さえておくと安心なポイントです。
- 👟 主屋は土足で上がれません。 脱ぎ履きしやすい靴が正解です
- 🐕 ペットの同伴はできません(盲導犬・介助犬・聴導犬は可)。犬連れでのお出かけ先としては選べないのでご注意を
- 🍱 記念館・主屋での飲食はご遠慮とのこと。ただしミュージアムショップでペットボトル飲料の販売があり、紙コップのお水も用意されています
- 🌡️ 庭園は屋外です。帽子・水分は必須。8月の青梅も普通に暑いです
- ♿ 庭園には高低差があり、車いすでの通行が難しい箇所があります。スタッフの方に声をかけてください
- 🚭 敷地内は禁煙です
- 🔒 コインロッカー(100円返却式)、多目的トイレ、AED(長屋門)あり
8月の休館日
毎週月曜日が休館日です。2026年8月は3日・10日・17日・24日・31日が休館。
8月10日(月)が休館で、翌11日(火・祝)が開館日という並びなので、「連休だから前日に……」と考えている方はご注意ください。
まとめ
改めて整理します。
- 2026年8月11日(火・祝)、青梅市吉川英治記念館で134回目のお誕生日セレモニー
- セレモニーは11:00〜/14:00〜の2回、主屋にて
- ミニ縁日は10:00〜16:00(ヨーヨーすくい・スーパーボールすくい・わなげ・手作り工作)
- 参加はすべて無料、入館料のみ必要(大人500円/小中学生200円)
- 祝日なので、青梅市内の小・中学生は入館無料
- 併催で「文豪とアルケミスト」タイアップ、夏休みの自由研究ワークシートも
作家の誕生日を、旧宅で、地域の人たちが祝う。しかも縁日つきで。よく考えると、なかなか他にない光景です。
吉川英治を読んだことがなくても、まったく問題ないと思います。築100年を超える養蚕農家の座敷で、ヨーヨーすくいをする夏の一日。それだけで、お子さんの記憶にはしっかり残るはずです。
私たちも当日うかがう予定です。会場でお会いできたらうれしいです🎈
お読みいただきありがとうございました!
参考・出典
- 2026年8月11日㊋㊗ 吉川英治お誕生日の催しものについて|青梅市吉川英治記念館
- ご利用案内(観覧料・開館時間・ご利用上の注意)|青梅市吉川英治記念館
- 記念館について(基本情報・アクセス・施設紹介)|青梅市吉川英治記念館
- 吉川英治とは(略年表)|青梅市吉川英治記念館
- 【2026年8月】休館日のお知らせ|青梅市吉川英治記念館
- 【開催中】「青梅市吉川英治記念館×文豪とアルケミストPART Ⅵ Many thanks ~私たちと文アル~」|青梅市吉川英治記念館
- 【ワークシート配布】青梅市吉川英治記念館で自由研究をしてみよう|青梅市吉川英治記念館
- 青梅市吉川英治記念館で自由研究ワークショップを開講!|青梅市吉川英治記念館
- 青梅市吉川英治記念館 公式Instagram(@ome_yoshikawa)

