【青梅市】下山八幡神社の竹灯籠回廊が幻想的!✨ 歴史と見どころ、開催情報も紹介

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東京都青梅市梅郷にある下山八幡神社⛩️。

ここ数年、大みそか🔔と元旦🌅には、境内を竹灯籠の灯りで照らす幻想的なライトアップイベント「竹灯籠回廊」が開催されています。

今回は、下山八幡神社の歴史や見どころと合わせて、竹灯籠ライトアップの様子をご紹介します。

下山八幡神社の歴史と見どころ

[画像:竹灯籠回廊開催時の下山八幡神社 その2]

下山八幡神社は、吉野梅郷の一角、観梅通り沿いに佇む、歴史深い神社です。
正面に見える建物は、明治34年(1901年)に再建された神明造の拝殿。
その背後には、社名の由来となったであろう「下山」を背負うように、本殿が鎮座しています。
創建は、なんと長久2年(1041年)!😲 第69代後朱雀天皇の時代まで遡ります。

ご祭神は、

  • 主神:誉田別天皇(応神天皇、八幡大神)
  • 相殿:
    • 大鷦鷯天皇(若宮八播)
    • 広国押武金日天皇(蔵王権現)
    • 美都波売命(玉川明神)

です。

末社として、稲荷神社と薬師神社の2社もあります。
天正19年(1591年)には、徳川家康から社領として5石のご朱印地が付与されたという記録も残っています。

貴重な建築様式の本殿

現在の本殿は、宝暦5年(1755年)に再建されたもの。
当時、多摩地方の神社仏閣の建築を多く手がけた、立川村の大工棟梁・中島七兵衛清重と、地元梅郷の職人たちによって建てられました。

都内では数少ない三間社流造という建築様式で、柿葺型銅板葺、一部に弁柄漆塗(赤色に塗った部分)が施されています。

高さ7m、間口4.4m、奥行4.3m、建て面積19平方メートルという規模を誇り、市の有形文化財にも指定されています。

蒙古襲来の際に奉納された「神鳩」

この神社には、蒙古襲来の際に後宇多天皇が敵国降伏を祈願して奉納したと伝えられる、木彫りの神鳩🕊️ が宝物として保管されています。

弘安4年(1281年)2月28日の刻銘が入っており、歴史を感じますね。

このように、下山八幡神社は、歴史と文化が息づく、魅力的な神社です。

ぜひ一度訪れて、その雰囲気を味わってみてください。

竹灯籠回廊の様子

下山八幡神社 竹灯籠ライトアップ②

ここ数年、下山八幡神社ではライトアップイベントである竹灯籠回廊が開催されています。

竹灯籠回廊の開催中は、拝殿の脇を抜けると、竹灯籠の灯りが道を作っています。
昼間は穏やかな雰囲気の場所ですが、夜は少し怖いと感じる人もいるかもしれません。
しかし、竹灯籠回廊の灯りは、そんな不安を優しく包み込むように、幻想的な空間を作り出しています。
毎年多くの人が訪れ、幻想的な雰囲気に魅了されています。

竹灯籠回廊 開催情報

[画像:竹灯籠回廊開催時の下山八幡神社 その1]
  • 開催日時:12月31日と1月1日
  • 点灯時間(※第四回竹灯籠回廊の場合):
    • 12月31日 20:00~翌6:00
    • 1月1日 17:00~20:00

下山八幡神社へのアクセス

  • 住所: 〒198-0063 東京都青梅市梅郷6丁目1220
  • 電車: JR青梅線「日向和田駅」から徒歩約15分
  • バス: 西東京バス「吉野」バス停から徒歩約3分

第三回竹灯籠回廊の様子(2024/01/01)

[画像:下山八幡神社 第三回竹灯籠回廊の様子]

青梅市梅郷に引っ越してはじめてのお正月。竹灯籠回廊のチラシを見て参加してきました。
第三回となる本年の竹灯籠回廊では、事前に竹灯籠を作るワークショップもあったようで、ユニークな竹灯籠が飾られていました✨

第四回竹灯籠回廊の様子(2025/01/01)

[画像:第四回竹灯籠回廊の様子]

2025年も、竹灯籠回廊が開催されるという告知を目にし、お正月の夜に下山八幡神社に行ってきました。

第四回もたくさんの竹灯籠が灯っていて、とても幻想的な雰囲気でした✨