【青梅市御岳本町】やまめの牧場|釣り堀は休業中。それでも訪れたい、御嶽の秘境

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[画像:あつまラボ2025/10のお知らせ]

御嶽の秘境「やまめの牧場」へ

知る人ぞ知る御嶽の名物スポット「やまめの牧場」さん。
往年はその名の通り、ヤマメを養殖し、釣り堀としても親しまれていました。

2025年10月現在、釣り堀はお休みされていますが、店内で軽食をいただくことができます。
今回はそんなやまめの牧場さんの魅力を紹介していきます。

おすすめはやっぱり「やまめの焼き枯らし」

[画像:やまめの焼き枯らし]
やまめの焼き枯らし
[画像:自家栽培ミントティ]
自家栽培ミントティ

軽食メニューの中でもおすすめなのはやっぱり「やまめの焼き枯らし」です。
じっくりと焼かれたやまめは、旨味が凝縮されていて、絶妙な塩加減がたまりません。
豊かな自然の中でいただく川魚の味は格別です🐟✨

【必読】ご主人の魂がこもった「御岳レポート」

[画像:御岳レポート]
テーブルの上に置かれた御岳レポート

店内に足を踏み入れると、ぜひ手に取って読んでほしいレポートがあります。それが、ご主人が作成された「御岳レポート」です。

ここには、アルバイトとして牧場で働き始め、先代から経営を引き継ぎ、やまめの養殖に人生を捧げてきたご主人の30年間の記録がまとめられています。

新型コロナウイルスだけでなく、IHN(伝染性造血器壊死症)という主にサケ科魚類に発生するウイルスの感染症との戦いが報告されています。

[画像:やまめの牧場さんの釣り堀]
釣り堀にやまめが戻る日を願って……

IHNが過ぎ去った後にやまめの牧場さんを襲ったのが地球温暖化です。

川魚は低い水温を好みますが、レポートには近年の温暖化がいかに深刻な影響を与えているかが綴られています。
レポートによると、2024年7月30日の高温によりヤマメとイワナが全滅してしまったことが報告されています。
そして、Instagramの投稿によると2025年にもヤマメが再び全滅してしまったとのこと…📝

これは、30年にわたり川と魚に向き合ってきたご主人の、まさに魂のレポートです。
美味しいやまめをいただくと共に、ぜひこのレポートを読み、私たちの地球が直面している現実に思いを馳せてみてください。

やまめの牧場さんの軽食メニュー

※メニューの内容、価格は2025年10月4日現在のものです。

  • 御岳たぬきときつねそうめん: 700円
  • そば粉クレープ (やまめガレット): 700円
  • 井戸水 Coffee: 300円
  • 自家栽培ミントティ: 300円
  • やまめの焼き枯らし: 650円

「やまめの牧場」さんの店舗情報

[画像:やまめの牧場さんの看板]
営業時間・定休日不定休(ご来店の際は事前にInstagramをご確認ください)
住所東京都青梅市御岳本町1丁目8−2
アクセスJR御嶽駅から徒歩約16分 / 西東京バス「中野」バス停から徒歩約1分
SNSInstagram
その他釣り堀は休業中(2025年10月現在)、現金のみ

釣りだけじゃない、やまめの牧場の魅力

今回は、御嶽の「やまめの牧場」さんをご紹介しました。

釣り堀は休業中と聞くと残念に思うかもしれませんが、今の「やまめの牧場」さんには、それを超える価値ある体験があります。

御嶽の自然を感じながら、美味しいやまめをいただき、そして地球の声に耳を傾けてみませんか?
ぜひ一度、足を運んでみてください。